私はプリクラ補正がかかっても脚が太く見えていた。

若い子はゲームセンターなんかでプリクラを撮ることがあると思う。

女子でプリクラが嫌いな子はそうそういないはずだ。

しかし私はプリクラが大嫌いだった。

それは脚が太く見えるから。

友達と並んで撮った時、友達はめちゃ細いのに私だけ異様に太い。

なんで？補正かかってるでしょ？壊れてるんじゃないの？

そう思った。

いや、正確にはそう思いたかっただけだ。

実際私の脚は太い。

いくら補正がかかってるとはいえもともと細い子がプリ撮ればさらに細くなるし、

もともと太い子がプリ撮れば普通（？）くらいの太さになるのは当然だ。

だけど私はそれを認めることができなかった。

私は自分の足が太いという現実を受け入れることができなかった。

友達と別れた後、帰りの電車内で「プリクラ　脚を細く見せる方法」と検索していた。

しかし、満足いく情報は得られなかった。

当然だ。だって、脚が太いんだから。

でも、いつまでも現実を直視しないでいると私の脚は永遠に脚は太いままだ。

そんなの嫌だ。嫌すぎる。

だから私は脚やせする方法を必死になって検索したり情報集めて勉強した。

おかげさまで今こうやってブログやメルマガ運営できるくらいには脚やせすることができた。

人はいくらでも変わることができる。

私ですら変わることができたんだ。

それは、プリクラに映った現実の私を直視したからである。

現実を見るのは心がえぐられるような痛みを伴うことがある。

しかしもし、プリクラで友達と同じくらいの脚の太さにしたいのなら、

見たくない現実を見なければならない。

深い傷を負う覚悟で前に進まなければならない。

それを乗り越えたからこそ、今の私がいる。

最後まで読んでくれたあなただけにメッセージ